残りの考察と妄想を(爆)

上手く文章に出来ないので掻い摘んで(と言いつつ逃走)。
だって、自分よりも上手い考察の人が多い多いorz



■Ark
ちと、気になった単語を。
海馬………。「海馬は認識し体験したことを時間的に整理し,記憶する」といわれています。特に,数時間から数週間程度の短期記憶を保持する場所です。長期間の記憶を要する事項は,入ってきた異なる情報,手触りと臭いとか,そのときにいた人とかに共通の印を付けて大脳に送り返します。そして大脳が長期記憶するための神経.回路が形成されるまでの間の短期の記憶を保持する役割を持つのです。左の海馬は誰が何を言ったなど言語性の記憶に関与し,右の海馬はいつ,どこでなど視空官間的な記憶に関与します。
「「側頭葉」の役割はどのようなものか」より 

兄妹との近親相姦の話。



■エルの絵本『魔女とラフレンツェ』
歌詞を読んでいて思ったこと………えろーい(爆)
だって手と手が触れ合った瞬間の魔法→愛欲に咽ぶラフレンツェって、
魔女のオルドローズは泣いているぞ。そんな娘に育てた覚えは無い!と。

最初に聞いたときに舞台は森の中の高い塔に幽閉されている美少女というイメージが…と、おもったけど、あれはグリム童話ラプンツェルだった(汗)

ウルフェウス?とエウリゲーテ?の単語があったので調べてみるとギリシャ神話で似た名前の物語が。

アポロンとカリオペの息子。父アポロンから竪琴をもらい、名手となる。人間だけでなく、動物をも魅了するほど美しい音を奏でた。
エウリュディケと結婚をする。ある日、エウリュディケが散歩をしていると、牧者アリスタイオスが、彼女の美しさに心を奪われ、彼女めがけて進んできた。逃げる途中、エウリュディケは蛇に噛まれて死んでしまう。
オルフェウスは、黄泉の国の支配者ハデスのもとへ行き、エウリュディケを連れて行きたい、と願い出た。ハデスは二人が地上へ帰りつくまで、彼女をふりむいてはならない、という条件で願いを聞き入れた。
二人は暗い小道を通って、とうとう地上へ着こうかというとき、オルフェウスは彼女がついて来ているかどうかと、つい振り返ってしまった。すると、たちまち彼女は黄泉の国へ吸い込まれるように消えてしまった。
以後オルフェウスは、女というものをさけていた。トラキアの乙女たちは、オルフェウスをとりこにしようとしたが、彼は見向きもしなかった。
ディオニュソスバッカス)の儀式の時に、女たちは興奮して、「あそこに私たちを馬鹿にする人がいる」と、狂乱した。オルフェウスは手足を裂かれ、頭と竪琴はヘブルス川へ投げ込まれた。
ミューズの女神たちは、切れ切れの身体を集めて、リベトラに葬った。竪琴はゼウスが星の中においた。幽霊となったオルフェウスは再び黄泉の国へ行って、エウリュディケに出会う。

Ars at Dorian

かなりリンクしてないか?
つか、元ネタか。



■エルの肖像
永遠の原点。えいえんと聞くとヲタクならONEだが、それに近い構造なのではないだろうか。永遠を求めているパパとエルは楽園というえいえんの世界への扉を開く。その先は無限ループの世界。



デカダンス
ホフシユタッターの「象徴主義と世紀末芸術」は書く。「……洗練の極致に達してその ためにとめどない没落へと衰弱していくひとつの文化に帰属しているという感情に基づく デカダンス意識は世紀後半象徴主義の考え方や感じ方の決定的な基盤である。」 たとえば死や腐敗、罪などに対する深い関心や怪奇やグロテスク、悪魔性への執着、性 的な要素の強調などは、そうした夢や極端に感覚的な体験への志向の具体的内容であり、 ブルジュアの頑迷な道徳や虚偽に対する批判でもある。
エルの肖像内のナレーションより。



■仮面の男
前作では『Ark』『Yield』に登場したが、DC2の黒の教団の一員かと思っていた。
どうやら元はタキシード仮面…もとい、21面相…もとい、
一人娘の病を治そうと裏家業に身をやつした1人の男。死後は妄執の想念体(幽霊みたいなもの?)になったのではと妄想。
パレードは彼の想念が行っていることのイメージの話しではと思う。現実にそんなパレードをしていても太陽を裏切ったとかは考えられないので、現行(あるいは終わってしまった、これからはじまること)のイメージではないだろうか。
背徳を象徴する【仮面の男】。それらに連れられて、あるいは自ら列なって
現実世界、仮面の男が生前に動いた物語は01エルの楽園と07エルの天秤とトラック44だけだろう。それ以外の仮面の男は概念思想であり、ABYSS側の見たのは幻覚かその退廃的な世界に完璧に足を踏み入れた象徴(人間性、人間的な道徳を振り切り、狂気に染まりきった)として表現されているのではないだろうか。
自分の中では彼はからくりサーカスフェイスレスのイメージなのだが...。
「理想の女性がみつからないのならば、自分好みにつくればいい」とか。
それならエルの楽園side:Eの冒頭
「私は生涯彼女を〜」とあるのは、
「遠い昔に〜」はエルの肖像にあった肖像画を見た少年時代のパパがそれを見て一目惚れという矛盾が発生する。
ただ、ジャケットには容姿がわかるものの、歌詞の中では言明されていないため、エル(E=肖像画の少女。男の理想像)とアビス(A=少女の父親。理想の女性を追い求める存在)という役割を担った似たような人物が輪廻のごとく繰り返していっているのではと思う。


■エルの楽園[→side:E→]
エルにとっての楽園。歌詞の内容を考えると、
・エル自身が患っている病のない健康体
・パパとずっと一緒に居られる場所
ということが望みらしい。
タイトルにはSide:Eとあるが、これは今作の流れではないだろうか。Side:E―――「エルの〜」の曲では?
ちなみにトラック11はABYSS側へ移行する前奏曲と妄想。



■エルの絵本『魔女とラフレンツェ』
エルの空想の産物。でありながら、時系列外で起こった時のループの発端。
世界観がなんとなくダーククロニクル2と同じに妄想してしまう。Elysionの世界では空想の絵本だが、ダーククロニクル2の世界では史実。とか思ったり。
今作の時系列から外れている物語1。ちなみに時系列から外れている物語2はエルの絵本『笛吹き男とパレード』


なにかだらだらと続きそうなので、ここで打ち止め。
個人的には、
裏おーにそぷたーさんとHikky Happyさんのサイトで納得してしまったので(爆)


なんか、ジャンプの打ち切りのような強引さで申し訳ない。じっくり考察したかったけどね〜(汗