研修旅行一日目

前日に、ニコ動でKAITO島唄を聴いて涙目(ぉ


集合時間は、いつもの出勤時間とかわらないため、余裕をもって行けました。



(´-`).。oO(まぁ、最後から2番目でしたが)
バスに乗り込んで、まずは高松空港まで高速を使って移動。
どうも沖縄行きの大型旅客機が岡山にはないみたいです。(時間も大きく関係しているんだろうけど)


それから、ちょっと時間をおいてフライトな訳ですが。
正直な話・・・飛行機こわいお((((;゚Д゚))))ガクガク
飛行機が揺れまくるので、外面には冷静に「たそがれ清兵衛・下巻」読んでましたが、内心は震えてましたよ。
おちたらしぬなー  とかね。
空飛ぶ鉄の塊に乗るよりは、地面を走る鉄の塊の方がましに思えますよ。えぇ。
某天空の城の末裔の「人間は地から離れては生きられない」の台詞が脳内を巡ってましたよ。*1


高松では晴れていましたが、到着した沖縄は雷雨。
そりゃあ、飛行機も大揺れするわ・・・。


那覇空港からバスに乗り込んで、3日間お世話になるガイドさんに挨拶。
わかいおねぇさんじゃないのか経験豊富そうな女性の方で、
後で有名なバスガイドさんらしいです。バス内でも普通のガイドだけじゃなくて、おばあちゃんの声で沖縄の戦争の話について語りをしたり、歌ったり(しかも上手い)して、同僚のおばちゃんたちに好評でした。*2



まず最初にいった場所は、沖縄県立博物館
今回は研修旅行なので、旅行先の歴史などを知るためだと思います。
ガイドさんによれば建物自体の形はグスクをイメージしたとの事。グスクって何かと思ったら、城という意味だそうです。
今も城はグスクと読むらしくて、本土の城とちょっと違うそうです。


沖縄の歴史や歴史的な書物などが展示されていて、時代ごとに分かれた各セクションでは、貸し出されたipodを使って、解説を聴きながら見て回れるようになっていました。


便利だなーとか思ってましたが、
俺を含めて全員ipodの使い方がわからなかったとですorz
ipodの操作だけで10分無駄にしました(´・ω・`)ショボーン*3


途中昭和の戦争の爪痕を残した物が展示してありました。
鐘には弾痕の跡があり、軍服も飾ってありました。また、展示品の半分近くがいつどこでつくられたものか不明となっていたので、戦争のなかで喪われた歴史や遺物もあったんだろうな・・・と思いました。


次の目的地、首里城公園へ行きました。
テレビでしか見たことがなかったので、どんなところかなぁと思っていましたが、実際に見ると韓国の城に似ていて、
本州の山城とは違い、本丸にあたる部分(城主が住んでいる場所)の周りは石段などがない平坦になっていました。
どうも戦向きの城作りではないらしいです。

沖縄は中国大陸と本州とに挟まれていて常に周りからの脅威にさらされていたので、無駄に争いをせずに、
他国に足りないものと自国に足りないものを貿易によって補い合う共存の道をとったらしいです。
城のつくりなどもその現れらしいのですが、言われてみるまでわかりませんでした。

あと、城のつくりかたは本州よりは中国大陸の城のつくりに似ていて、沖縄県立博物館で展示されていた城内での
服装などを見てみる限り、当時は大陸文化の影響が大きかったんだなぁと思いました。

首里城見学中に、中学生くらいの学生の集団を見かけました。修学旅行シーズンだったからかな?
もしくは地元の学生で授業の一環だったのかもしれませんが・・・。
城を見て回るので、てっきり年齢層が高いのかと思ってましたわ。
眼福眼福


しかし・・・三日間共通していたのだが、湿度が異様に高い。沖縄に行く前はからっとした暑さというイメージでしたが、
タオルを一日1〜2枚消費していました。(6月末であの暑さなので、夏休みに沖縄に行かれる方はタオル多目に持っていくか、現地調達したほうがいいと思います(´・ω・`) )


その後、道の駅かでなから、嘉手納基地を見て記念撮影をしたりしました。
見渡す限りの柵の向こうに広がる場所では、アメリカの映画やドラマにあるような町並み(区画整理されたような道に芝生、
四角い建物に、道の横に停められた車とか・・・バックトゥザフューチャーの冒頭の風景思い出した)と、
飛行訓練をしている飛行機達。

以前は沖縄本土の8割ほどが軍用施設に占拠されて、今でも6割ほど(だったかな)が残っているらしいです。
意外と沢山残っていることにびっくりしましたが、それ以上に、基地がすべて撤退すると生活に影響が出る沖縄県民も
いることにびっくりしました。
既にアメリカの基地に勤めていたり、関わった仕事をされているために、簡単にはいかないようです。
60年の歳月で、基地も生活や文化の一部になってきているのでしょう。

とはいえ、お盆などで墓参りに行く際に、軍施設内の場合は、申請をして許可が下りないと入れないそうです。
自分の墓に気軽にお参りも出来ないとガイドさんが言われていましたが、沖縄のお墓参りは、静かに線香をあげて・・・といったものではなく、親戚親類一同がお供え用や自分達がいただく食べ物・飲み物をもって行って、サンシ(三味線みたいな楽器)をひいて歌って踊って飲み食いをするらしいです。
それは、「ご先祖様のおかげで僕達はここにいる。ご先祖様のおかげで、こんなに沢山の命が生まれて、元気で暮らしていっています」ということを報告して、表現して、喜びを分かち合う意味があるようです(ガイドさんの説明を元の想像ですが)。
そういったことも施設の中だと気軽に出来ないのかなぁと思いました。


その後は、ホテルで部屋が一緒になった2人の近況やら部署の話やら愚痴やらを話しながら夕日を眺めました。


それから、夕飯ではガイドさんと運転手さんの沖縄の歌と踊りを見聞きして、実際に歌って踊って楽しく過ごせました。
沖縄の豚肉+黒酢の組み合わせはちょっと甘すぎて食べ切れませんでしたが、おこわのようなご飯は美味かったとです。
全般的に和食っぽいさっぱりな感じじゃなくて、大陸よりなこってりした感じがしました。
しかし、沖縄旅行中でビールはオリオンビールだけでしたが、
飲みやすくてすごくうめぇ
手に入れることが出来るなら、頑張って通販でもしますよってくらいでした。(まぁ、旅行に行っているから余計に美味いと感じるのかもしれませんが・・・)
その後は各自で自由行動だったので、男性軍全員でホテル内のカラオケで飲み歌いまくりました。
年代も20代から50代までだったので曲の幅が広かったです。
正直、30代以降の選曲は全然わかりませんでした(´・ω・`)


極力狙われないように泡盛やらオリオンビール飲みまくってましたが、マイクがこっちにまわってきたので、無難に沖縄関連の曲で「島人ぬ宝」を歌って、何故か「そんだけ歌えるんだったら、今度の会社の納涼大会でSPEED歌え」とか言われました。この30歳代め!・・・お世話になってる総務の人なので勿論口には出しませんでしたよ(ぉ *4

*1:ちなみに、帰り際の飛行機内でも脳内の音声はそれがリピートしてたり((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

*2:俺もΣ( ゚Д゚) スッ、スゲー!!とか思ってました。

*3:次のトラックに移行する方法がわからず、延々とトラック1を聴いてました・・・。

*4:”初めて聴く人”には、歌うめぇwwwと思わせる程度の能力と判明。あくまで初回のみ有効www